職人インタビュー No.1
遠藤工務店 / 五十嵐 信行
木の性質に合わせて一本一本墨付けし、手で刻んでいく。そんな当たり前の作業が最近では減ってきていますよね。建物が完成してしまったら目に見えなくなってしまう部分ですが、骨組みをどう組み合わせていくか・・職人の技量が試される工程です。この道に進んで40年、職人の仕事としてとても大切にしている作業です。その分、責任もひとしお。でもね、お客様が喜ぶ顔を見ると本当に嬉しいんです。自分が手がけた家は子供の様な存在で、「まだしっかりしているな」なんて、その前を通りかかるとついつい気になってしまいます。それだけの想いを込めて作っているので、安心して住んでいただきたいですね。