大手ハウスメーカーでは予算が合わなかった、納得のいくプランを出してもらえなかった、などの理由から遠藤工務店に相談に来られるお客様が多くいらっしゃいます。こうした不満を感じる背景には、メーカーと工務店の建築工法の違いが関係しています。大手ハウスメーカーでは軽量鉄骨の規格住宅が主流なのに対し、遠藤工務店は在来工法の木造建築。特にハウスメーカーの場合は、あらかじめ規格が決まっているのが一般的で、要望に対応できないことが多くあるのです。
軽量鉄骨のハウスメーカーではできないこと
1.自由な設計ができない
軽量鉄骨の家は長さや寸法が決まっているため、自由設計を謳っていても既存のプランから選ばなければなりません。そのため「天井を高くしたい」「リビングの幅を広げたい」と希望しても簡単に変更することができません。一方、在来工法の木造住宅なら、お客様の要望に合わせて自由な設計をすることができます。
2.リフォームやリノベーションが難しい
家は長く住むもの。ライフスタイルの変化に合わせてリフォームやリノベーションを検討する際にも、軽量鉄骨の家は圧倒的に動かせる部分が限られてしまいます。それに対して木造住宅は、柔軟に可変できるのも強みです。将来リフォームやリノベーションを見据えるなら、木造住宅がおすすめです。
3.土地によっては建てることができない
注文住宅の設計は現地を見なければ始まりませんが、プランありきのハウスメーカーの家づくりでは、当然土地の形状にも左右されてしまいます。三角形などの変形地の場合は恐らく断られてしまうはずです。土地に合わせて最適な間取りを考えるのではなく、規格のサイズに従って間取りを選ぶのだから自ずと自由度も限られてしまいます。
4.間取りにも制限がある
お子さんが3人いるお客様がハウスメーカーに「2階には夫婦の寝室と子ども部屋を3室つくりたい」とオーダーしたところ、対応できないと断られたそうです。坪数の都合があったのかもしれませんが、お金に余裕があって広い家を建てられる人ならともかく、現実的には多くの人が予算に収まる限られた建坪で、家づくりをすることになります。規格から外れた間取りができない点も、ハウスメーカーの弱点かと思われます。
5.自由な収納をつくれない
お客様からの要望の中でも「収納はできるだけ多くしたい」という声をよく頂きます。注文住宅なら、階段下収納を広げたり、筋交いが入っていない箇所はニッチを追加したりと、たとえ施工途中であってもちょっとした工夫で、適材適所に柔軟な対応が可能です。対してハウスメーカーの規格住宅の場合は、繰り返すようですがプランに基づいての設計…。簡単に増やしたり広げたりすることはできません。
6.規格外のオーダーだと費用が大幅にかかる
できないことばかりを挙げているようですが、実はハウスメーカーの軽量鉄骨の家でも規格外のオーダー自体は可能です。ただし、それを実現するためには大幅な追加料金がかかります。例えば天井の高さを100㎜高くしたいだけでも、在来工法ならほとんど料金差がなく簡単に変更できますが、軽量鉄骨の場合は規格の中になければ高額な追加料金が発生してしまいます。
安心安全な在来工法の木造住宅
軽量鉄骨・規格住宅のデメリットを述べてきました。それでも木造住宅に対して次のような不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。その大半は誤ったイメージが多く、特に遠藤工務店の技術力を駆使して建築した木造住宅は、安心安全な生活を提供しています。
1.耐震性が不安?
地震に弱いと思われがちな在来工法ですが、現代の建築基準はかなり厳しく設定されています。遠藤工務店の木造住宅は「長期優良住宅」として申請を出すことも可能なほど、耐震耐久性に優れた家です。
2.木造住宅は長持ちしない?
考えてみれば清水寺や東大寺など、日本の古い建造物は全て木造ですよね。これらが何百年と長持ちしている理由は、定期的にメンテナンスを施した木造建築だからです。鉄骨にしろコンクリートにしろ、放っておいて長持ちする建物はありません。むしろ将来的なリフォームやリノベーションを考慮すると、可変しても耐久性を維持できる作りは、在来工法の木造住宅の強みです。
3.防音性が悪いんじゃないの?
実は軽量鉄骨でも木造でも防音性に差はありません。なぜなら防音性を高めるのは素材ではなく、壁や床の構造的な問題だからです。壁を厚くしたり、断熱用の吹付を壁裏に施すことで、坊音性が抜群に高まります。
4.火事がおきやすいのでは?
木造・鉄骨に限らず燃えない家はありません。RC造の鉄筋コンクリートであっても、火災に長時間さらされれば劣化が急激に進んでしまいます。
しかし、木造住宅は半焼程度の被害であれば、材木を継ぎ足すことで修復が可能です。鉄骨の場合は、熱で骨組みがぐにゃぐにゃに変形してしまうため、修復が不可能になってしまいます。
遠藤工務店は完全自由設計を「坪単価55万円」で実現します!
高額で制限の多いハウスメーカーの規格住宅に対し、私たちの手掛ける在来工法の注文住宅は、費用を抑えながら高品質な自由設計が可能です。さらには将来、ライフスタイルが変わった際も柔軟にリフォームやリノベーションできる強みも備えています。また、技術力の高い職人大工・設計士の意思疎通がしっかりと取れているため、細かなご要望にも柔軟な対応が可能です。
予算内で完全自由な注文住宅を建てたい方、ハウスメーカーでは希望が叶わなかった方。ぜひ一度、遠藤工務店にご相談してみませんか?