遠藤工務店の家づくり物語

「予算内でとことん理想をかなえたい!」という
施主様の思いに誠実に応える姿勢と自由度の高さがモットーの遠藤工務店。
自社大工が心を込めてつくる家は、プロとしての妥協は一切ありません。
だからこそ、遠藤工務店のお客様は、それぞれが自分らしさを求めて家づくりを楽しまれています。
そんな“こだわり空間”にお住まいの施主様のお宅におじゃまし、
家づくりへの思いやこだわりポイント、施工時のエピソードなどをうかがいました。
「職人とつくるオーダーメイドの家」だから実現できた
住まいのカタチと笑顔あふれる暮らしをご紹介します。

Story 03

昔ながらの和の平屋に一目惚れして中古住宅を購入。

良いものは残し、
新しい和の家に
生まれ変わりました

Story 03

昔ながらの和の平屋に一目惚れして中古住宅を購入。

良いものは残し、
新しい和の家に
生まれ変わりました

郡山市・K様邸

(施主様プロフィール)
●家族構成/ご夫婦・お子さま
●延床面積/32坪程度
●土地面積/150坪程度
●お引き渡し/2017年12月

K様のご要望や理想のイメージは・・・

平屋でも家族みんなが快適に団らんできる家に
  • 1. 昔ながらの和の家の良さは残したい
  • 2. 家族みんなが集まれる、広いリビングが欲しい
  • 3. 古い家だから、耐震が心配。耐震や構造の補強をしたい
  • 4. 釣竿、サーフボードなど収納スペースもきちんと確保したい

理想をかなえるために
遠藤工務店がご提案したのは・・・

昔の職人が造った伝統が髄所に残る
家屋の魅力を最大限に引き出す
  • 1. 寒い家対策として窓は二重サッシ、高性能グラスウールで断熱材で補強
  • 2. 和が息づく部分はしっかり残し、さらに引き立つように細部まで工夫を
  • 3. 8帖だったリビングはご家族が団らんできるように18帖の大空間に大改造
  • 4. 使えるものは生かし、刷新するものは設える。すべて職人の手作りで対応
  • 5. お施主さまのワクワク感を大事に、素材の良さや趣きを大事に取り組む

Y様ご夫妻にインタビュー

家族の笑顔があふれる吹き抜けリビングを中心に楽しい空間を。

映画鑑賞用の壁紙や
造作カウンターなど、
遊び心も満載!

K様ご夫妻にインタビュー

昔ながらの和の家に新しい命を引き込むリノベーション

古き良き趣きを残しながら
新しい価値とともに
家族との歴史を刻む家に

古い家を購入しリフォームして住むと決めたのは、それだけに好きな和の平屋に一目ぼれしたから。古き良き和の趣を残しつつも、家族が集まり団らんする家、長く住める家に生まれ変わるまでの思いや住み心地を聞いてきました。

Q1.リフォームのきっかけと遠藤工務店との出会いは?
ご主人 もともと住んでいたのは古いアパートだったのですが、震災の時にとても怖い思いをしました。
窓が勝手に開いたりするので、もうアパートには住みたくないと思い、そこで家を探し、とても気に入った和の平屋を見つけたんです。
2年ほど住んで、やっぱり寒いし古くて使いずらいこともあって、リフォームすることに決めました。
不動産屋さんからリフォーム会社を何社か紹介してもらいまして、そこで遠藤工務店さんに出会いました。
何社かいろいろお話や打ち合わせを進めていた中で、遠藤工務店さんのご提案が一番良かったんですよね。
限りのある予算の中で、ここまでやってくれるのか、という期待が一番高かったのを覚えています。
あとから見積金額が高くなるなど無いように、たくさんの業者さんも一緒に来てくれて家の現状を調べてくださったりとか。
Q2.理想のイメージやこだわったところは?
ご主人 築40年の古い家でしたので、強風の時はすき間風が入って寒かったんです。
竹田 そうでしたね、まずは暖かくしないといけませんねということで断熱と気密性を高めるために窓は二重サッシ、内壁の中にも高性能グラスウールの断熱材を充填しました。
それから家の土台である基礎が布基礎で古く、耐震補強が必要でしたので300ミリの間隔で鉄筋を格子のように組んで補強してコンクリートを流し込んでベタ基礎にしました。
ご主人 そうでしたね、また30年くらいは長く住める家にしてほしいとお伝えしたんです(笑)
竹田 ええ、ほかにも広いリビングの間取りに改造するため、柱もとらなければいけなかったので、柱を取る分、梁も追加するなどもありましたね。リフォームで大事なことは、見えない構造や耐震部分をしっかりチェックすることですね。
ご主人 それから、私が和の趣が好きでこの家を購入したということもお話したら、良いものをしっかり残しましょうといろいろご提案してくれたのも嬉しかったですね。
竹田 床の間、違い棚、ふすま、左の書院、網代の天井はそのままほとんど残しました。
天井の杉板と雪見障子を張り替えて、畳は断熱畳に変え、周りのクロスを世界観に合う素材とデザインのものに張り替えることで昔ながらの良さを引き立たせました。
ご主人 こんなに「きれいにそのまま」にできるなんて想像してませんでしたね。
私の好きな和の雰囲気がさらに伝わってきました。
和室だけじゃなく、洋室も新築のように収まりがいいので、いやぁ遠藤工務店さんはどんなテイストも上手に仕上げてくれるんだなと思いました。
竹田 長年の経験をもつ職人が居りましてね、ここはこうしたほうがいいとか、見えない部分や細部の施工のこだわりは私も職人大工もプライドをもって仕事しているつもりですね。
洋室のフローリングは和の家にもしっくりくるような淡いブラウンで深みのある桜の無垢を使っています。
ご主人 だからですかね、レスポンスが早いから何でも相談できましたし、その度に安心できました。
間取りについても、特にリビングはもっと広くしたかったので、無理かな?と思いましたが、大胆に廊下や広縁を全部つなげて18帖の大空間にしてもらえたのは驚きました。
竹田 奥様からはご家族のお顔を眺めて料理できるように対面にされたいということで、手作りのカウンターもつけて使いやすく仕上げました。
ご主人 うちの奥さんはとても気に入っていますよ。
昔の間取りとは全く違ってよくなった。
昔の家って部屋から部屋へ廊下があって、窓には縁側があるじゃないですか、ほんとそんな家だったんですが、廊下が多いと寒いし、スペースがもったいないということで、部屋から部屋へ移動する間取りに変えていただきました。
竹田 棚や押し入れなどもそのまま使えましたので、クロスを張り替えたり金物を調整したりして面影を残しました。
家の外観部分もほとんど残していますね。
瓦屋根も柱、外壁は塗り直しただけです。
それだけでも元々が粋で趣のある家でしたので、塗り替えるだけで、外観も際立ちますよね。
Q3.住み心地はいかがですか?
ご主人 まだ数日も住んでいないのですが、暖かいし、何より新しく私たちの体にピタッとフィットするように生まれ変わったことがとても嬉しいです。
中古リフォームというより、リノベーションというのでしょうか、新しく自分たちの暮らしに家から変わってくれたというイメージですね。
竹田 そうおっしゃっていただけると冥利に尽きます。
ご主人もとてもわくわくされていたのが伝わってましたので、一重に丁寧にしっかりと取り組ませていただいたと思います。
ご主人 施工の時は一工程一工程見ていて、バリバリと大胆に家を解体していくところは、「おーすごいすごい」とこれからどうなるのか楽しみ半分、不安半分でしたけどね(笑)
竹田 解体されてきたら見えないところが見えてきて、古い神棚が見つかったとうこともありましたね。
ご主人 そうでしたね!
あれは以前のオーナーさんも知らなかったんじゃないですか(笑)
Q4.お気に入りと暮らしの変化、これからの楽しみは?
ご主人 私は釣りやサーフィン、スノーボードなど趣味が多くて物が多いのですが、収納を多めに取ったものの、少しは断捨離しようかと。
竹田 たくさん物はおけますし、物置も置けるスペースもありますからね、存分に楽しんでくださいよ。
ご主人 そうですね、好きな和の家がとても居心地がいいので、早く家に帰りたいと思います。
もう二度とアパートには住めないと思います(笑)
竹田 ご家族団らんすることが当たり前ではなく、楽しみになる人って家を建てたりリフォームされた人に多いんですよ、ぜひたくさんご家族と団らんしてください。
ご主人 そうなんですね、では私もこれからの楽しみは家族だんらんです(笑)
Q5.遠藤工務店でリフォームをした感想は?
ご主人 最初に予算内で最高のパフォーマンスのご提案をいただけたことは、出会い方としては良かったです。
実績もあることはホームページを拝見していたので、安心していました。
実際に施工をお願いした時もプロの仕事で、ポリシーをお持ちでやっていただいので、安心してお願いできました。
施工中も一次的に家財を預かってくれたのもありがたかったです。
  • 壁紙を張り替え、そのままの素材を生かした床の間。

  • ふすまにも細かい職人技が残っています。

  • 家族とコミュニケーションもとれる対面で作業しやすいキッチン。

  • キッチンカウンターも造作でしつらえました。

  • お庭からの光が差し込み味わいも深まります。

  • リビングから眺めた和室。

  • 施工前

  • 施工後
    柱や外装を塗りなおし、冊子を取り換えました。

  • 施工前

  • 施工後
    昔ながらの和の造り棚などはそのまま生かせるように残しました。

  • 施工前

  • 施工後
    勝手口をなくし、キッチンは対面カウンターに変更しました

  • 施工前

  • 施工後
    両端に見える網代はそのまま残しました。

遠藤工務店からのコメント

K様がご購入された中古の平屋は、本当に趣があって手掛ける私たちもこれは残しておきたい家屋だと思いました。昔の職人が造った伝統の技術も髄所に残っていて、これを同じように造れる職人は県内でもほとんど残っていないと思います。私たちは古き良き日本の伝統を守ることも仕事です。遠藤工務店の職人も50年以上の経験と技術を持つので、私たちだからこそ成しえたのかもしれないと自負できる、貴重なお仕事でした。K様にはこれからずっと長く住んでいただけたらと思います。

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